• "議会基本条例"(/)
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  1. 大分市議会 2021-06-23
    令和 3年総務常任委員会( 6月23日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年総務常任委員会( 6月23日)                 総務常任委員会記録 1.開催日時   令和3年6月23日(水)午前9時58分開議~午前11時18分散会 2.場所    第1委員会室 3.出席委員    委員長 二宮  博         副委員長 帆秋 誠悟    委 員 進  義和         委 員  永松 弘基    委 員 宇都宮 陽子        委 員  日小田 良二    委 員 衛藤 延洋         委 員  高橋 弘巳    委 員 今山 裕之 欠席委員  な し 4.説明員
      (総務部)    永松総務部長渡邉総務部審議監兼防災局長三重野総務部次長、    温水総務部次長契約監理課長後藤総務課長高橋人事課長、    永田職員厚生課長、   (企画部)    伊藤企画部長広瀬企画部審議監高橋企画部審議監、    三好企画部審議監兼東京オリンピックパラリンピック推進局長スポーツ振興課長、    小野企画部次長兼企画課長、林企画部次長情報政策課長、    上原企画部次長文化振興課長、井原市長室長、山口広聴広報課長   (財務部)    西田財務部長池辺財務部次長吉良財務部次長兼財政課長、    朝見財務部次長兼管財課長、佐藤財務部次長兼市民税課長、    竹内財務部次長兼納税課長、安藤税制課長幸財政課参事佐藤財政課参事   (市民部)    佐藤市民部長糸長市民部審議監萱島市民部次長、    岡本市民部次長国保年金課長足立市民協働推進課長長田市民課長   (消防局)    後藤消防局長安部消防局次長原田消防局次長兼警防課長、阿部総務課長   (外局)    佐藤監査事務局長津田会計管理者藤野会計課長 5.事務局出席者    書記 山崎 敏生 6.審査案件等   【請願】    令和3年請願第5号 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書提出              方について                 〔不採択〕   【予算議案】    議第73号 令和3年度大分市一般会計補正予算(第2号)       〔承認〕         第1条 歳入歳出予算の補正             歳入   【一般議案】    議第76号 大分市職員の特殊勤務手当支給条例の一部改正について   〔承認〕    議第77号 大分市税条例等の一部改正について            〔承認〕    議第78号 大分市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について   〔承認〕    議第79号 大分市手数料条例の一部改正について           〔承認〕    議第90号 教育長及び上下水道事業管理者の退職手当の額について   〔承認〕    議第91号 特定事業契約の締結について(荷揚町小学校跡地複合公共施設整備事業         )                           〔承認〕   【協議事項】    評価対象事務事業の選定について                 会議の概要                              令和3年6月23日                              午前9時58分開議 ○二宮委員長   おはようございます。ただいまより総務常任委員会を開会いたします。  本日は傍聴者の方がおられるようですが、遵守事項に従って静粛に傍聴いただきますようお願いいたします。  それでは、委員会運営について2点確認しておきます。  初めに自由討議についてです。委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。  議会基本条例において、議会は議員相互の自由な討議により、議論を尽くして合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査のより一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いいたします。  次に、反問権についてです。本会議同様、委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようにお願いいたします。  それでは、日程についてお諮りいたします。  お手元に配付いたしております日程案のとおり審査を行いたいと考えております。この日程案でよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、この日程に従い、審査を行います。  なお、審査に当たっては、説明員は関係者のみの出席を求めておりますので、御了承願います。  審査に入る前に、永松総務部長より発言の申出がありましたので、これを許可します。 ○永松総務部長   このたび全国市議会議長会の永年在職議員として表彰を受けられました二宮博委員長永松弘基委員高橋弘巳委員に対しまして、関係部局を代表しまして、一言お祝いの御挨拶を申し上げます。  このたび二宮委員長、永松委員、高橋委員におかれましては、在職20年の表彰を受けられましたことに心からお喜びを申し上げます。長年にわたり市政発展のために賜りました御尽力と御功績に対し、深甚なる敬意を表し、あわせて今後とも健康には十分留意され、ますます御活躍されますことを祈念申し上げます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○二宮委員長   それでは、審査に入ります。  本日は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスク着用を認めております。発言の際は大きな声ではっきりと発言するようお願いいたします。  初めに、新たに提出されました、令和3年請願第5号、日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書提出方についてであります。  執行部のほうで補足説明等があればお願いします。 ○後藤総務課長   この請願は、市議会に対しまして、日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を提出されるよう請願するものでございます。  まず、核兵器禁止条約についてでございますが、核兵器を非人道兵器として、その開発や実験、生産、保有、使用あるいは威嚇も含むあらゆる活動を例外なく禁止した国際条約でございます。  本条約は、平成29年7月7日に国連本部におきまして採択され、同年9月20日から各国による署名、批准が開始されました。昨年10月24日に、批准した国が条約の発効条件である50か国に達したことにより、本年1月22日に発効したところでございます。  核兵器禁止条約に対する日本政府の見解としましては、この条約には核保有国が参加しておらず、多くの非核保有国からも支持を得られていない。また、現実の国際社会における厳しい安全保障環境の下で、日本が安全保障に万全を期すためには、核を含む米国の抑止力に依存することが必要である。  このような中、日本の核軍縮に関する立場は、核保有国と核兵器禁止条約支持国を含む国際社会における橋渡し役を果たし、現実的かつ実践的な核軍縮のための取組を着実に積み重ねていくことが重要であると考えており、核兵器禁止条約の考え方が日本の立場と異なることから、同条約には署名せず、引き続き核兵器不拡散条約を基礎とし、核兵器のない世界の実現に努力していくとしております。 ○二宮委員長   質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。 ○衛藤委員   私は採択すべきだと思います。  大量の核兵器というのは、偶発や偶然によって起きていくということから考えると、いつも一触即発の臨戦態勢にあるということです。そして、逆説的な安全性が保たれているという核抑止論は、これはもう限界に来ていると思います。  米露で約9割の核兵器を持っているわけです。北朝鮮の脅威もあるということから考えると、狭義の日米安保を盾に、核の傘の下にあるということは、もう通用しないと思います。  私は、今回については、被爆国として採択すべきだと思います。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○宇都宮委員   私も、同じように採択を願っております。  くしくも今日6月23日は沖縄慰霊の日です。さきの大戦で沖縄で多くの方が亡くなった、そのことを改めて心にする日だと思っております。そして、沖縄だけではなく、広島、長崎は、日本が初めて核兵器を受けた唯一の被爆国であると考えます。  今回、この請願を受けて、改めて大分市の平和都市宣言をホームページから見ました。昭和59年12月24日に、核兵器の廃絶と世界の恒久平和を希求しということで、大分市は核兵器の廃絶ということをしっかりとうたっていると思います。  今、世界には1万3,400発の核弾頭があります。それらは本当に人を殺す兵器だということを改めて肝に銘じたいと思います。今、全国の1,788の自治体のうち566が、同じようにこの宣言を採択されている。実に31%です。とても大きな数字だと思います。  私たちも、1人の母親、父親、おじいちゃん、おばあちゃん、子供たちの未来のために、ぜひ大分市としてこの請願を採択してほしいと願っております。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○進委員   今、他の委員の方の御意見を伺ったところでございますが、いろんな御意見があると思いますので、これについては、ここで決めるとかではなく、継続審査として続けていただければと思います。 ○二宮委員長 
     ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   採決と継続審査の意見がありましたので、まず継続審査についてお諮りします。  本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 ○二宮委員長   挙手少数でありますので、本件は結論を出すことに決定いたします。  それでは、これより採決をいたします。採決は挙手により行いますが、挙手されない方は反対とみなします。  本件は、採択することに賛成の方の挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 ○二宮委員長   挙手少数であります。よって、本件は不採択と決定いたします。  次に、予算議案の議第73号、令和3年度大分市一般会計補正予算第2号、第1条歳入歳出予算補正のうち歳入の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○吉良財務部次長兼財政課長   〔予算書④ 7ページ~ 歳入について説明〕 ○二宮委員長   質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、一般議案の議第76号、大分市職員の特殊勤務手当支給条例の一部改正についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○高橋人事課長   議案書の議76の1ページをお開きください。  本議案は、災害応急作業等に従事した職員に係る特殊勤務手当を定めるとともに、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令の廃止に伴い、規定の整備を行おうとするものでございます。  改正内容は2点でございます。  1点目は、災害応急作業等に従事した職員に対する特殊勤務手当の追加でございます。  近年、台風以外にも、令和2年7月豪雨などのように、線状降水帯による局地的な集中豪雨災害のリスクが高まっておりますことから、災害応急作業等に従事した職員について、国、県の状況も踏まえまして、手当を追加するものでございます。  具体的な内容につきましては、別表の追加として表形式で記載した部分になります。  道路、河川等におきまして、豪雨等異常な自然現象によって、重大な災害の発生または発生するおそれがある場合、これは災害対策本部の設置中であることを基本と考えております。そのような場合におきまして、(ア)として、応急作業または応急作業のための調査に従事した職員が1日につき530円、(イ)として、巡回監視に従事した職員が1日につき350円といたしております。  また、次のページになりますが、(ウ)の夜間または(エ)の市長より危険であると認められる区域で作業に従事した職員につきましては、それぞれ50%、100%を加算いたします。  2点目は、新型コロナウイルス感染症の定義が、指定感染症から新型インフルエンザ等感染症に変更されたため、所要の改正を行うものでございます。 ○二宮委員長   質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第77号、大分市税条例等の一部改正についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○安藤税制課長   お手元のA4横の資料、大分市税条例改正要旨を御覧ください。  これは、令和3年3月31日付で地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、所要の改正をしようとするものです。  主な改正内容は、個人市民税の住宅ローン控除の特例の延長等でございます。  住宅ローン控除につきましては、従来その控除期間は10年でありましたが、令和元年度税制改正におきまして、消費税率10%への引上げに伴う対策としまして、令和2年12月末までの入居を期限に、控除期間を13年とする特例措置がなされました。  その後、令和2年度には、新型コロナウイルス感染症に伴う経済対策として、一定の期日までに住宅取得契約を行っていれば、入居期限の要件を1年延長し、特例措置の適用を受けることができることとされておりました。  そして、今回の令和3年度税制改正におきまして、現行の入居期限の要件をさらに1年延長し、令和4年12月末までの入居期限とし、また、この延長分につき、合計所得金額1,000万円以下の者に係る床面積要件を現行の50平米以上から40平米以上に緩和した上で、控除期間13年の特例措置を適用しようとするものでございます。  なお、この延長等に伴う減収分につきましては、全額国費で補填されることとなっております。 ○二宮委員長   質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第78号、大分市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○安藤税制課長   議案書の議78の1ページを御覧ください。  これは、押印の見直しに伴う条例の改正となります。  固定資産課税台帳に登録された価格に不服がある場合の審査申出は、現行の規定上、不服の理由などを記載した審査申出書に押印の上、当該申出書を大分市固定資産評価審査委員会に提出しなければなりません。  しかしながら、当該申出書への押印は法令等で必須とされていない押印でありましたことから、これを省略して審査申出ができるようにしようとするものでございます。  また、委員会を開催した際には、委員及び書記が押印した議事調書などを作成しなければなりませんが、この押印につきましても法令等で必須とされておりませんので、あわせて省略ができるようにしようとするものでございます。 ○二宮委員長   質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第79号、大分市手数料条例の一部改正についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○長田市民課長   議案書の議79の1ページを御覧ください。  さきの第204回国会におきまして、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が一部改正され、個人番号カードを発行する主体として、地方公共団体情報システム機構が明確に位置づけられました。  この改正により、施行期日の令和3年9月1日以降は、市区町村に代わり同機構が個人番号カードの再交付手数料を徴収することとなり、本市といたしましては、歳入としての取扱いがなくなるため、大分市手数料条例から削除しようとするものでございます。  なお、施行期日以降につきましては、本市は、地方公共団体情報システム機構からの徴収事務委託に基づき、再交付手数料を徴収することとなるため、個人番号カードの再交付手数料は歳計外現金として取り扱う予定でございます。  また、この条例は令和3年9月1日から施行することとしております。 ○二宮委員長 
     質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第90号、教育長及び上下水道事業管理者の退職手当の額についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○高橋人事課長   議案書の議90の1ページをお開きください。  本議案は、令和3年5月13日をもって退職した教育長及び令和3年3月31日をもって退職した上下水道事業管理者の退職手当につきまして、行政改革の推進の継続性を考慮する中で、前回と同じ支給割合で計算した額を定めようとするものでございます。  退職手当の額は、三浦教育長が550万9,000円、これは3年分でございます。三重野上下水道事業管理者が183万6,000円、これは1年分でございます。 ○二宮委員長   質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第91号、特定事業契約の締結についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○小野企画部次長兼企画課長   議案書の議第91号と、お手元にお配りしております、右上に企画課1-1と記載したA3横の資料を御覧ください。  資料左中段、2、落札者のグループ構成から御説明いたします。  3月の第1回定例会で御報告いたしましたとおり、落札者は九州電力株式会社を代表企業とするグループでございます。代表企業と構成企業の3社で出資により設立するSPCと呼ばれる特別目的会社と協力会社がそれぞれの役割を担って事業を行ってまいります。  資料右上の3、仮事業契約締結までの経緯を御覧ください。  昨年度の6月に第1回事業候補者選定委員会、8月に入札公告、令和3年1月の提案書の提出、そして、第2回、第3回事業候補者選定委員会を経て、選定委員会から優秀提案者の報告をいただき、令和3年3月に落札者を決定いたしました。  令和3年4月29日には、事業概要及び落札者の提案内容を広く市民に周知し、御意見を伺うため、市民説明会を開催し、同時に市民意見を募集いたしました。市民意見につきましては、別の資料にて後ほど御説明いたします。そして、令和3年6月2日にSPCとの仮事業契約の締結に至ったところでございます。  それでは、続きまして資料右側中段特定事業契約の概要を御覧ください。あわせて議案書の議第91号も御覧ください。  まず、業務の概要といたしましては、設計、施工、工事監理及び15年間の維持管理、運営業務でございます。  次に、契約の方法といたしましては、総合評価一般競争入札でございます。  次に、契約金額でございますが、税込みの金額で90億5,192万9,800円となっております。  内訳といたしましては、施設整備費が67億4,432万3,400円、維持管理費及び運営費が23億760万6,400円となっております。また、税抜きの入札価格は82億4,641万2,000円となっております。  次に、契約の相手方でございますが、SPC代表企業である九州電力株式会社と構成企業である東京建物株式会社日本管財株式会社の3社で設立された特別目的会社である大分荷揚リンクスクエア株式会社、代表取締役、池田健一でございます。  次に、契約の期間でございます。令和21年3月31日までとなっております。  議案書は次のページを御覧ください。  次に、支払い期間及び方法でございますが、令和6年から令和21年まで年2回、初年は3回、最終年は1回となっております。合計では32回の支払いとなっております。  提案理由といたしましては、荷揚町小学校跡地複合公共施設整備事業について特定事業契約を締結いたしたく、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律第12条の規定により上程いたしたものでございます。  それでは、続きましてA3資料の下段、5、今後のスケジュールを御覧ください。  まず、複合公共施設についてでございますが、本定例会において議決をいただいた後に、速やかに事業者と基本設計に取りかかります。令和3年12月には基本設計について議会へ報告を行い、その後、市民説明会を行う予定でございます。御意見を伺った後に最終調整を行い、令和4年度の工事着手を目指します。  次に、民間施設につきましては、民間施設の実施に係る基本協定の締結を行い、令和4年7月頃、民間施設の実施計画書の作成に向け、周辺地域関係者などとの協議を行いながら、令和5年頃、民間施設の工事着手前までに定期借地権の契約を目指してまいります。  続きまして、右上に企画課1-2と記載した資料を御覧ください。  市民意見募集についてでございますが、資料右上の市民意見の募集の目的を御覧ください。  落札者を契約予定者として契約協議を進めるに当たり、提案内容を広く市民に周知し、御意見を伺うため、市民説明会を開催した上で、市民意見募集を実施いたしました。  令和3年6月11日時点での意見者数は41名、意見総数は52件でございました。  それでは、資料の左側を御覧ください。項目ごとの主な意見を御紹介いたします。  事業全体に対する御意見といたしましては、今の市役所は窮屈に感じ、ゆっくりできるという雰囲気に欠けると感じている、市民の憩いのスペースやお店ができれば、ゆっくりと過ごせ、市役所での手続も併せてできるといったような空間づくりを期待している、JR大分駅や周辺の商店街まで足を延ばせるような施策に取り組んでほしい、周辺商店街への回遊性を創出する具体的な方策が必要だ、周辺の回遊性向上について、各拠点と連携してソフト施策で効果を高めるとよい、市と事業者だけでなく、地元住民や周辺商店街が三位一体となって、この施設をより有効に活用していくことを検討することが必要だ、などの御意見をいただきました。  次に、複合公共施設、立体駐車場に対する御意見といたしましては、多目的会議室はJ:COMホルトホール大分やコンパルホールとのすみ分けが必要ではないか、既存の立体駐車場は女性や高齢者には不向きで、今回の立体駐車場は余裕を持った広さにしてほしい、新しい立体駐車場で改善を期待する、などの御意見をいただきました。  次に、資料右上の大分中央公民館や府内こどもルームに対する御意見といたしましては、地域住民として、大分中央公民館ができることはありがたい、大分中央公民館は防災時にどのような位置づけとなるのか、などの御意見をいただきました。  次に、防災機能に対する御意見といたしましては、消防と連携していくことが非常に重要であり、防災機能の集積強化を早期に実現していただきたい、自治会が市や事業者との連携した防災訓練を行いたい、などの御意見をいただきました。  次に、民間施設に対する御意見といたしましては、荷揚に飲食店ができてしまうと客が商店街に流れてこなくなる、市役所に行ったときに飲食する場がなかったので、市民に望まれるものだ、荷揚町に不足するコンテンツを地域と一体となって探してほしい、などの御意見をいただきました。  次に、その他の意見といたしましては、コロナ禍でのYouTube配信はすばらしい取組です、内容をよく把握できました、などの御意見をいただきました。  今後は、議会にて特定事業契約の議案を御承認いただいた後に、いただいた御意見を参考に、基本設計、実施設計を進めてまいりたいと考えております。 ○二宮委員長   質疑等はありませんか。 ○今山委員   市民の意見で、立体駐車場に関して、立体駐車場は女性や高齢者には不向きということなんですけど、これはどういうことが考えられるのでしょうか。 ○小野企画部次長兼企画課長   この市民意見について、私どもが受け取ったことは、荷揚中央駐車場が大変狭い敷地の中、小さな半径でぐるぐる回る形で、壁にもぶつけられた痕跡とか残っております。特に急ブレーキをかけたタイヤの跡等も残っておりますので、通常の立体駐車場になると、下りてくる車と上る車のぶつかりにくいような幅で設計されているようなことだと思いますが、現在ある荷揚中央駐車場のほうは、市民の方がそう思われているんじゃないかと推測しているところでございます。 ○今山委員   ありがとうございました。私もそう感じていました。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○永松委員   市民からいろいろ意見が出ているんですが、課長もこういうものを取り入れて、実施設計しますと言っていますが、全部取り入れるんですか。 ○小野企画部次長兼企画課長   今回いただいた御意見を参考にさせていただいて、当然これから基本設計、実施設計、ソフト面での対応等も、関係課とも協議する中で、実施できるものと実施できないもの等の選別を行いながら、市民にもそれをホームページ上で公開して、お答えをしたいと考えております。 ○永松委員   3月議会のときには、こういうものを踏まえて、また市民説明会をすると言っていました。その市民説明会の中で、いろいろ市民の声を聞いて、そういうものをしっかりと導入しながら、建設に向けて取り組みますという答弁をいただいているんだけれども、これと、また市民説明会のときと、どう整合性を出していくんですか。 ○小野企画部次長兼企画課長   3月議会のときには、まだ正式に市民説明会開催の日時、日程が決まっておりませんでしたので、今後、市民説明会を行うことにさせていただきました。その後、正式に4月29日に、コロナ禍ではありますけれども、J:COMホルトホール大分で市民説明会を開催させていただきまして、同時にYouTube等で配信をさせていただきました。当日見られない方に関しても、今もYouTubeで説明会の内容については視聴できるような形にしています。市役所に御意見を持ってこられた方もいらっしゃいますし、電子でされた方もいます。これからも随時、ご意見を受け付けたいと考えております。  これから基本設計、実施設計が進む中で、いろんな御意見を頂くと思います。ある程度進むと、大きく変更することはなかなか難しいとは思いますけれども、逐次、そういった内容の部分を報告できるような形で、12月にも市民説明会を最終的に予定しようと思っています。その中で、基本設計の部分を、前回の4月の市民説明会より詳しく、いただいた意見も反映できた部分も含めて御報告させていただきながら、最終調整を行いながら、工事着手に向かっていきたいと考えております。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○高橋委員   昨日、県が、高潮のハザードマップを出しました。数メートルの浸水ということの色がついていました。津波ハザードマップも、津波の高さが数メートルということもありますし、そういった面では、ここの防災機能の集積強化というところで、ここに来られる皆さんの交通といった面が非常に難しくなってくるところもあると思います。いろんな面でそういったバックアップということもある程度想定をしてほしいと思います。  造っただけで、ここに来られなかったとか、そんなこともあるので、そういったことを含めて、地震はまさしくいつ起こるか分からない。台風でしたら、ある程度想定がつく分もあるでしょうけど、そういったことも想定をしながら、考えてほしいということを申し添えておきます。要望です。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  以上で、本日予定の付託議案の審査を全て終了しましたが、執行部からその他として何かありますか。    〔「ありません」の声〕 ○二宮委員長   それでは、委員の皆さんで、その他として何かありますか。
       〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   これで、本日予定の審査は全て終了しました。  明日24日木曜日は、議会運営委員会終了後に開会いたします。  それでは、引き続き委員のみの協議を行いますので、説明員の皆さんは退席願います。お疲れさまでした。    〔執行部退席〕 ○二宮委員長   次に、第3回定例会において、令和2年度決算審査の一環として行う事務事業評価の対象となる評価対象事務事業の選定を行います。  お手元に会派から提出されました対象事務事業一覧表と、先日、事務事業選定調整会議において確認いたしました留意事項をお配りしておりますので、これを踏まえ、3事業以内で選定したいと思います。  選定するに当たり、お配りしております留意事項を書記に朗読させます。 ○書記   1番、事務事業評価を実施した事業については、翌年度の予算議案の審査において、評価に対応した反映状況の報告を受けた上で予算について承認しているものであり、その後の常任委員会において、事業の進行を監視していくのが原則である。  これまでに事務事業評価を実施した事業については、予算議決との整合性の観点から、選定することについて疑義が生じることから、前年度に実施した事業は選定しないこととする。  なお、2年以上前に実施した事業については、原則は選定しないことが望ましいが、新たな事業が生じている可能性もあることから、そうした部分を俎上にのせ、委員会で十分議論する中で、明確な選定理由がある場合においては評価対象とする。  2番、評価区分については、昨年度と同様とし、事業費の縮小や、増額せず事業の充実を求めるなどの内容は、分科会評価結果の理由欄に具体的に記述する。 ○二宮委員長   それでは、留意事項にありますように、2年以上前に実施した事業につきましては、原則は選定しないことが望ましいですが、新たな状況が生じている可能性もあることから、明確な選定理由がある場合においては評価対象とするということでよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、そのようにいたします。  次に、評価対象事務事業の選定方法についてお諮りします。  選定の際に、委員の皆さんで自由に討議を行っていただき、その中で評価対象事務事業を決定したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、そのようにいたします。  また、選定事業については、昨年の議会活性化推進会議での事務事業評価の検証の際、選定する事業数を絞り、1事業当たりの評価時間を増やすことで、集中的に議論してはどうかといった意見が出されております。  なお、議論を深めてもなお討議の中でまとまらなかった場合は、選定したい事務事業の番号と事務事業名を全委員から口頭で上げていただき、票数が上位の事務事業を評価対象事業に決定したいと思います。  また、票数が同一のため絞り込めない場合は、同票数の事務事業については、私を除いた委員の皆さんの挙手で決し、挙手同数の場合は委員長の裁決としたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、そのようにいたします。  なお、お手元には参考資料として、平成24年度から令和2年度に当委員会で選定された評価対象事務事業の評価結果をお配りしております。  それでは、自由な討議による選定を始めます。  まず、お手元の資料から選定したい事務事業とその選定理由について、委員の皆さんの御意見をお伺いします。 ○今山委員   ときめき出会いサポート事業は、複数の会派から提出されているので、これを決めたらいかがでしょうか。 ○日小田委員   これは平成26年度にやっている絆づくり婚活サポートとたしか同じような事業です。 ○帆秋副委員長   事業が変わっています。 ○二宮委員長   どうしますか。 ○日小田委員   あのとき私も出ていたんですが、あまり意味がないのではないか、民間がやるべき話なので、市から補助金を出してという話にはならないのではないかということで、終期を設定して終了となりました。 ○今山委員   これは同じ事業ですか。 ○日小田委員   若干違うけど、全く一緒ではない。 ○帆秋副委員長   お金の使い方が不明確であると議会から指摘を受けて、それからはやり方が全然変わりました。 ○高橋委員   今度は市でやるようになった。 ○進委員   これは業者委託です。 ○二宮委員長   それでは、ときめき出会いサポート事業は、2つの会派から出ていますが、どうですか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それではそのようにいたします。 ○二宮委員長   選定理由はどうしますか。 ○今山委員   正副委員長に一任します。 ○日小田委員   愛媛・大分自治体間交流促進事業ですが、豊予海峡ルートとイコールという話ではないのですが、それに近い形になっているという形なんですけれども、要は県がやっていた事業を大分市がそのまま県から移譲を受けたような形で引き継いでやっているという話で、補助金も県から一切出ていないということなので、その趣旨がどうなのかとか、事業効果がどうなのかとか、その辺が全く見えない部分があるので、どうかなと思います。 ○二宮委員長   これをPRするためにどうですかということですね。  合併前の佐賀関町と三崎町との関係からつながって。 ○日小田委員   そうです、県がやっていました。だから、金額が非常にまた増えてきているのと、今言ったように、県が一切補助金も出してない。県と市は手を切ったような感じの事業になっている。それを大分市が引き受けたという形になっている。 ○今山委員   合併したから引き受けたんじゃないですか。 ○日小田委員   いいえ、受けたのは去年かおととしです。 ○二宮委員長   今山委員が言ったように、合併してから引き継いだのではないかと思いますが。 ○帆秋副委員長   いや、ざっくばらんに言うと、県が手を引いたという感じです。 ○日小田委員   そういう視点で上げていますということで。 ○帆秋副委員長   今の2つ目の話なんですが、選定理由はどうですか。 ○二宮委員長   他にありませんか。 ○進委員   第21回別府アルゲリッチ音楽祭というのがございまして、負担金1,000万円という多額なお金が使われているので、その内容について確認をさせていただければと思います。どういう使い方をしているかというのは、負担金なので、中身が見えない部分がございますので、その検証をしていただければというところでございます。 ○永松委員   会派で出た意見としては、別府アルゲリッチとなっていて、大分が入っていない。 ○日小田委員   別府、大分ではなかったですか。後でつけたんではないですか。 ○進委員   担当課に聞いたら、タイミングをみて、大分という話をしようかということを言っているらしくて、途中から理事に大分市長が入っているので、そこから大分市も負担金をという話になったというのは、担当課からヒアリングの中で聞いています。  チケット代を聞いたら、2万円か3万円とかいう話なので、そんなところにというような話で、そんなことだったら1,000万円を子供たちのためにとか、そういうことも考えていただければと思いましたので…。いろんな意見があると思いますけど、そこを、皆さんの意見を聞かせていただければと思います。 ○今山委員   これは、前は別府だけでしていたけど、大分市で公演をするようになって、それは市長が理事になったからもしれないけど、それで1,000万円を負担しているのではないですか。 ○進委員   そうです。市長が入ったからです。 ○今山委員   大分市でも公演をやっています。前は別府市だけだった。 ○進委員 
     担当課のお話では、音が悪いから、大分市に変えたようです。 ○宇都宮委員   あと、チケットを売って公演もやっていますけど、ピノキオコンサートとか、子供たちを招待して、一流の音楽を聴かせるということでやったりとかもしています。 ○進委員   そういう事業もされているということで、聞いています。ただ、アルゲリッチ氏が来るわけじゃありません。 ○宇都宮委員   もちろんそうです。 ○進委員   アルゲリッチ氏が直接ではないけど、それに何かつながりがある日本人の方をというようです。  事前のヒアリングなので、私も正確にはお答えできない部分がありますけど、今のような感じだと思います。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。 ○宇都宮委員   立憲民主クラブからは、3番の地域まちづくりビジョンフォローアップ事業を出させていただいております。  高齢化が進む中で、やっぱり地域づくりというのはとても大切になるかと思います。これは市民と行政が一体となってまちづくりを進めるということで、既にそれを行っているんですけれども、フォローアップということで、地域住民の方々がどんなニーズを持っているかをしっかりと聞き取っていく、そういった事業になっているようにあります。  であるならば、その住民ニーズをどれほど市政の場にフィードバックできたのかというその検証は必要になるんじゃないかなと思います。事業として意味を持たせるというところをしっかりと検証していただきたいと思っています。 ○今山委員   別の意見ですけど、地域まちづくりビジョンフォローアップ事業は、現場とのやり取りというのを結構やられているんじゃないかと思いますが、していないということなんでしょうか。 ○宇都宮委員   どれほどできているのかということです。 ○今山委員   どれほどですね。できているんじゃないかなと思いますけどね。しょっちゅうペーパーが来ているでしょう。 ○二宮委員長   これは13地区からの関連ですよね。 ○今山委員   これは自分の地元以外のところの状況なんかも我々に来ているじゃないですか。 ○宇都宮委員   そうなんですね。すみません、よく読めていません。 ○帆秋副委員長   入って一、二か月ですからね。機関紙みたいに、カラー刷りで、こういう進捗状況です、今こういうのをポイントとしていますがと、13か所ごとに広報紙できています。 ○今山委員   必ず来ています。 ○帆秋副委員長   その濃淡はちょっと見えにくいのは見えにくいです。 ○二宮委員長   宇都宮委員は、地域はどこになるんですか。 ○宇都宮委員   大道です。 ○二宮委員長   今度、執行部から案内が来ると思います。 ○高橋委員   今、一生懸命そのフォローアップをやっている。その段階なので、もう少し状況を見てからでもいいんではないですか。 ○帆秋副委員長   フォローアップ事業は、始まってまだ間もないと思うので、まだ検証は難しいかもしれない。 ○日小田委員   フォローアップ事業については、該当する地域に住んでいる議員には声がかかります。 ○今山委員   これは市民の事業にしては丁寧にやっているなという印象です。 ○宇都宮委員   はい、分かりました。 ○帆秋副委員長   もう一年待ったほうが面白いかもしれないですね。 ○今山委員   様子見てみないと分からないでしょうから。  もともと始めたときに、ニーズが上がってきたことに対して、市がいろんな地域の要望を一生懸命聞くような流れになっていると思います。 ○宇都宮委員   分かりました。これからしっかりその方向を勉強させていただきます。 ○二宮委員長   ほかに何かありませんか。 ○今山委員   ちなみに私の会派は、総合型地域スポーツクラブ事業を上げていますけど、自前で調査研究します。 ○帆秋副委員長   過去に2回選定していますが、新たな視点があれば…。 ○今山委員   過去2回やっているんだけど、これは何をやっているかが全く見えてない。 ○帆秋副委員長   説明があっても分かりません。団体が増えているだけです。何をやっているのか、確かに分かりにくいですね。 ○今山委員   そうです。 ○帆秋副委員長   それでは、8番は自前でということでいいですか。 ○今山委員   自前で調査研究します。 ○帆秋副委員長   今のところ3つしか出ていません。 ○二宮委員長   それでは、5番の愛媛・大分自治体交流促進事業の選定について、どうですか。この選定理由は、ここに書いてありますこれでいいですか。 ○今山委員   これは豊予海峡ルートに若干関連していると思うんですけど、自分の会派の話でいうと、党の国会議員を呼んで、政策要望懇談会というのを年に1回か2回やっています。私がいつも主催しているんですけど、市長は必ず豊予海峡ルートの実現のアピールをされているんです。  我が党としては、この豊予海峡ルートは結構注目しているところがあるので、市長には豊予海峡ルートを頑張ってほしいというのが個人的にはあります。 ○永松委員   国会議員と交流するときに、この金額をバックアップしようということで、自民党系の国会議員がそういう要望も上げている。 ○日小田委員   私は広聴広報課にいたことがあり、当時、佐藤益美市長でしたが、豊予海峡ルートを、そのときから打ち出して、県と一緒にやっていました。  ちょっとおかしいのではないかというのは、本来、県が主体になるべきところを、何で市が主体になるのかということです。県が主体になって、市が盛り上げて、そして国に働きかけていくという、そういう姿が見えないのに、当初は知事が一生懸命旗を振っていたわけです。ところが、知事が代わった途端にそれを取り下げたわけです。そうしたら今度は、東九州新幹線に移ってしまったんですが、それもはっきり分かりません。そういう取組の中で、豊予海峡ルートを今の市長が打ち上げたけれども、県を動かしながら、全体的に高揚感をもっと持たせるというか、そういう取組をやるのならいいけれども、そうではなくて、大分市だけが何かやっていて、県は見て見ぬふりをするというようなイメージはおかしいのではないかという話です。県がこの事業について手放したのなら、市が受けても悪いというわけではないけれども、であれば、市が県を動かしていくというのか、県がもう少しそういうことを考えてくれればよかったのにということもあったので、これを上げました。 ○二宮委員長   合併前の平成9年、私が旧佐賀関町の町会議員になったばかりのとき、国の計画に陳情に行ったことがあるんです。そのときは村山総理大臣だったと思います。  建設省に陳情に行ったら、橋じゃないと駄目ですと言われたのを記憶しています。そして、通商産業省に行ったら、トンネルじゃないと駄目ですと言われている。それはなぜかといったら、豊予海峡は深いのと、橋の場合は、事業費がトンネルの3倍かかると言われました。そしたら、今度は建設省からトンネルは駄目です、青函トンネルは1年間で水がたまって、それを汲み出す費用が物すごくかかるからと言って、お互いが違うことを言った記憶があります。 ○帆秋副委員長   いろいろな意見が出ているので、この事業の選定について、皆さんに諮りませんか。 ○二宮委員長   こういった意見があり、選定しないとの御意見のようですので、評価対象事業にしないということでよろしいですか。 ○今山委員   私は上げてもいいと思います。 ○二宮委員長   県ではなく、地元の大分市が名のりをあげないと、これは実現しないと思います。何十年先かは分かりませんけど。 ○高橋委員   これを上げたらどういうことが考えられますか。 ○今山委員   豊予海峡ルートと連動していると思います。
    ○帆秋副委員長   もちろん背景はそうなんですけれども。 ○二宮委員長   大分市と、愛媛県が交流をしていますよね。佐賀関町の産業祭とか、向こうから県に来ますので、伊方町のほうの何かがあるときは、大分市や県の振興局が行っています。 ○日小田委員   選定理由の欄に書いているように、「社会経済の維持・向上や各地域の魅力向上のため交流人口の拡大に取り組むとあるが成果の検証を行う」ということなので、県同士とのとつながりで発展していけば、豊予海峡ルートにつながっていくのではないかとは思うんです。 ○永松委員   そういう方向で目を向けていただければ。 ○日小田委員   これは、与党とか野党とか関係ない話です。そういう捉え方をするとおかしくなる。 ○永松委員   だけど、これを見ると、何となく効果が出ていないのにどうかという、クエスチョンマークがつく。 ○日小田委員   県が手放したというのに、何で市が手を挙げるのか。むしろ市はもう少し積極的に県を動かしながら、豊予海峡ルートに連動するような形でやればいい話なのに、それをこういう形にするのでおかしい。 ○永松委員   県が手放したというのは言うとおりです。それは、私たちもその経過を知っているから、地元の市から声を上げないといけないのではないかということです。いろいろな経過もあるので、皆さんがこの事業を選定したいと言うならかまいません。 ○帆秋副委員長   俎上に上げて、拡大という方向もあります。 ○高橋委員   事務事業選定という本来の目的は、拡充もあるんですけれども、方向としては、この事業がきちんとされていなかったらというイメージが頭の中にはあるんです。評価イコール拡充ということではありません。ですから、これが選定されるということは、ちょっとおかしい部分があるのでチェックするというイメージがどうしてもあるんです。だから、選定しないほうがいいのではないか、違う事業があるなら、それを選定したいと思います。  私は、あなたが支える市民活動応援事業とかがいいと思います。 ○日小田委員   別にこだわりはないので、皆さんの議論の中で決めてください。 ○帆秋副委員長   極力ほとんどの方がこれはというものを選んでいったほうがいいと思います。 ○二宮委員長   それでは、6番の第21回別府アルゲリッチ音楽祭はどうですか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、そのようにいたします。 ○今山委員   衛藤委員はありませんか。 ○衛藤委員   私は、事務事業評価には参加しないので、控えます。  私は、前回の事務事業評価も、総務常任委員会にいたんですけど、事業の廃止を決めた、この事務事業評価の中において、予算をつけられたことがおかしいのではないかということを、会派の中でもそういう方向で前回やりました。今回についても、それはおかしなものであるということは変わりませんので、事務事業評価には参加をしません。ただ、会議には出席させていただきます。 ○帆秋副委員長   そのことを分かりましたと言う場ではないので、委員会の委員として、分科会の分科会委員としての義務を果たしていただけることは協力していただいて…。 ○二宮委員長   必ず3つということでなくてもいいです。 ○日小田委員   自主防災組織活動支援事業を上げているのですが、私は、以前、総務常任委員会にいましたが、そのときの記憶では、とにかく組織化に向けて、どんどん各地域の皆さん方に協力をもらって、自主防災組織をつくろうという話でした。  疑問に思ったのは、ただ、数をそろえればいいのではなく、現実これだけ災害が増えてきたら、数を増やさなくていいという論理ではなくて、中身をどうするかという問題だと思うので、今の地域の実態が、どういう訓練をして、どういう自主防災組織の運営をしているかというのを知りたいということで、上げました。そこがもし皆さんの共通認識であれば、ここで議論してもらえればと思います。 ○今山委員   地域によって、一生懸命やっているところと、温度差が物すごいですね。 ○日小田委員   ほとんどは、自主防災組織は自治会組織がやっていて、班長がその年に担っているので、代わればまた代わるので、ほとんど継続性がない。 ○二宮委員長   これは、どうですか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   6番、7番、13番でいいですか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それで、選定理由はこの書かれている選定理由でいいですか。 ○今山委員   正副委員長に一任します。 ○永松委員   これを基本にしながら、正副委員長に一任します。 ○二宮委員長   ありがとうございます。  次に、ただいま選定しました評価対象事務事業については、事務事業評価をより深めるため、決算審査に入るまでの間、議員個人、各会派による調査研究のほか、委員会において現地視察を行うなど、工夫して調査研究を行うこととなっております。  今年の当委員会としての調査研究はいかがいたしましょうか。 ○帆秋副委員長   調査研究の方法ですが、議員個人や会派でいいか、執行部に一遍説明してもらうとか、いろいろパターンがありますがどうしますか。 ○今山委員   いつも1回説明してもらっている。 ○帆秋副委員長   そうですね、最近はそうしているところが多い。 ○二宮委員長   それでは、執行部からの説明を受けるということで決定していいですか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、執行部から説明を受ける日程を決めたいと思います。  8月17日の10時からでいいですか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   そのようにいたします。 ○二宮委員長   本日決定しました評価対象事務事業の選定結果につきましては、私から議長に報告し、その後、定例会閉会後の議会運営委員会において、議長から各委員会の選定結果を報告した後、市長に通知することになっておりますので、よろしくお願いします。  それでは、委員会は終了します。                              午前11時18分散会...